エクセルで和暦(令和)を使った日付表示を実現する方法
エクセルで和暦(令和)を使った日付表示を実現する方法
エクセルで日付を入力・管理していると、
「西暦ではなく、和暦(令和)表記で表示したい」
という場面は意外と多いのではないでしょうか。
特に、
-
官公庁向けの書類
-
契約書・申請書・報告書
-
社内で和暦運用している帳票
などでは、エクセル令和表記が必須になるケースも少なくありません。
とはいえ、「設定方法が分からない」
「令和表示にならない」
「月や日だけを表示したい」
と悩んでしまう方も多いはずです。
この記事では、専門的な知識がなくても分かるように、
エクセルで和暦(令和)を使った日付表示を実現する方法を、
基本から応用まで丁寧に解説します。
エクセルで和暦(令和)の日付表示はできる?
結論から言うと、エクセルの標準機能だけで可能です。
特別なソフトや難しい操作は必要ありません。
エクセルでは、日付データを
-
西暦
-
和暦(令和・平成など)
どちらでも表示形式の設定によって切り替えることができます。
つまり、
「日付そのものを変える」のではなく、
「表示の仕方を変える」という考え方がポイントです。
まず知っておきたい:エクセルの日付の仕組み
エクセル上で表示されている日付は、
実は内部的には数値データとして管理されています。
例えば、
-
2026/01/01
-
令和8年1月1日
これらは、見た目が違うだけで同じ日付データです。
そのため、
-
すでに入力している日付を
-
そのまま令和表記に変更できる
というメリットがあります。
1.方法① 表示形式を変更して令和表記にする(基本)【詳しい解説】

なぜ「表示形式」を変えるだけで令和になるのか?
まず大前提として、エクセルの日付は「数値」で管理されています。
たとえば、
-
2026/1/15
-
令和8年1月15日
この2つは見た目が違うだけで、中身は同じ日付データです。
エクセルでは、
日付 = 数字
表示形式 = 見た目のルール
という仕組みになっています。
そのため、
データを変えずに、表示ルールだけを変更することで、
西暦 → 和暦(令和)へ簡単に切り替えられるのです。
操作手順を1つずつ解説
① 和暦(令和)で表示したいセルを選択
まず、すでに日付が入力されているセルをクリックします。
複数セルをまとめて選択しても問題ありません。
② 右クリック →「セルの書式設定」
右クリックメニューの中にある
「セルの書式設定」 を選びます。
※キーボード操作の場合Ctrl + 1 でも同じ画面を開けます。
③ 「表示形式」タブを開く
「セルの書式設定」画面が開いたら、
一番左にある 「表示形式」タブ を選択します。
ここが、日付・数値・文字などの「見た目」を決める場所です。
④ 分類から【日付】を選択
左側の「分類」一覧から
【日付】 をクリックします。
すると右側に、さまざまな日付の表示パターンが表示されます。
⑤ 「令和○年○月○日」形式を選択
一覧の中に、
-
令和○年○月○日
-
和暦○年○月○日
といった形式があれば、それを選びます。
この時点で、プレビュー欄に
令和表記の日付が表示されるのを確認しましょう。
⑥ 「OK」をクリック
「OK」を押すと、
セルの日付表示が 和暦(令和) に切り替わります。
これだけで設定は完了です。
方法①のポイントと注意点
-
excelのバージョン(2016/2019/365など)によって
表示形式の名称や並び順が多少異なります -
一覧に「令和」が表示されない場合もあります
→ その場合に使うのが 方法② です
2.方法② ユーザー定義で自由に令和表記を設定する【詳しい解説】

ユーザー定義とは?
ユーザー定義とは、
「自分で表示ルールを直接指定する方法」
です。
既存の一覧にない形式でも、
自分の好きな形で日付表示を作れるのが大きなメリットです。
設定方法を詳しく解説
① セルを選択
令和表記にしたい日付セルをクリックします。
② 「セルの書式設定」を開く
右クリック →「セルの書式設定」
または Ctrl + 1
③ 「表示形式」→【ユーザー定義】
表示形式タブを開いたら、
左側の分類から 【ユーザー定義】 を選びます。
④ 種類に以下を入力
これは、
「和暦の年+月+日をどう表示するか」 を指定するルールです。
⑤ 「OK」をクリック
設定が完了すると、
日付が次のように表示されます。
表示例
👉 令和8年1月15日
3.入力した記号の意味を分かりやすく解説

| 記号 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| ggg | 和暦 | 令和・平成など元号を表示 |
| e | 年 | 和暦の年数(1年、2年…) |
| m | 月 | 月(1~12) |
| d | 日 | 日(1~31) |
なぜ「ggg」なの?
-
gを使うことで和暦を指定 -
gggにすると 元号名(令和) が表示されます
「"年"」「"月"」「"日"」の意味
ダブルクォーテーション " " で囲んだ文字は、
そのまま表示する文字です。
つまり、
e"年"
と書くことで、
「8年」「1年」のように "年" という文字を付けることができます。
4.方法②を使うとできる便利な応用例

年月だけ表示したい場合
👉 令和8年1月
月と日だけ表示したい場合
m"月"d"日"
👉 1月15日
日付を短く表示したい場合
ggge/m/d
👉 令和8/1/15
帳票・一覧表・請求書など、
用途に合わせて柔軟に調整できます。
5.方法①と方法②の使い分け

| 方法 | おすすめな人 |
|---|---|
| 方法① 表示形式 | とにかく簡単に令和表示にしたい |
| 方法② ユーザー定義 | 月・日・表示順を細かく調整したい |
まとめ:令和表記は「仕組み」を知ると簡単
-
エクセルの日付は「数値」
-
和暦表示は「表示形式のルール」
-
一覧で足りなければユーザー定義を使う
この考え方を理解しておくと、
エクセルでの日付表示が一気に楽になります。
業務でエクセルを使う機会が多い方ほど、
ぜひこの設定を活用してみてください。
6.月・日だけを表示したい場合の設定方法

帳票や表によっては、
「年は不要で、月や日だけ表示したい」
というケースもあります。
月だけ表示する方法
m"月"
日だけ表示する方法
d"日"
年月表示(令和○年○月)
用途に応じて、
表示内容を自由に調整できるのがエクセルの強みです。
7.令和表記がうまく表示されないときの対処法

設定したのにエクセル令和表記にならない場合、
以下の点を確認してみてください。
原因① セルが文字列になっている
日付が「文字列」として入力されていると、
表示形式を変更しても反映されません。
対処方法
-
セルの表示形式を「標準」または「日付」に変更
-
日付を再入力する
原因② Windowsの地域設定の影響
エクセルの和暦表示は、
Windowsの地域・言語設定に依存します。
日本(和暦)が無効になっていると、
令和表示が正しく行われない場合があります。
エクセルで和暦(令和)を使うメリットと注意点
メリット
-
日本の公的書類に対応できる
-
社内ルールに合わせた帳票作成が可能
-
見る人にとって分かりやすい
注意点
-
海外環境では表示が崩れる可能性がある
-
西暦と和暦が混在すると混乱しやすい
社内でexcelを使う場合は、
表示ルールを統一しておくと安心です。
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まとめ:エクセル令和表記は正しい設定で簡単に実現できる
エクセルで和暦(令和)を使った日付表示は、
表示形式と設定方法を知っていれば難しくありません。
-
表示形式の変更
-
ユーザー定義の活用
-
月・日だけの表示調整
これらを使いこなすことで、
業務に合った分かりやすい資料を作成できます。
そして、エクセル業務を快適に行うためには、
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